【最長片道切符の旅#11】”影”となる奥羽本線の新庄以北を行き、北上線の自然あふれる車窓を楽しむ

最長片道切符の旅11日目。本日は2023年4月6日(木)。山形県・新庄駅から旅を再開していきます。
(最長片道切符の旅の概要はこちらからご覧ください)

この日の旅程は下記の通りとなります。

【旅程: 最長片道切符の旅11日目(予定ベース)】
■ 新庄駅(7:55発)
↓ 奥羽本線・普通
■ 横手駅(9:16着)
■ 横手・増田観光
 ● 横手駅東口(9:50発)
 ↓ 羽後交通・横手~小安線
 ● 増田蔵の駅(10:22着)
  ・増田地区散策
 ● 増田蔵の駅(11:34発)
 ↓ 羽後交通・横手~小安線
 ● 横手駅東口(12:03着)
■ 横手市街観光
 ・昼食(横手焼きそば)
 ・横手市ふれあいセンターかまくら館
■ 横手駅(14:15発)
↓ 北上線・普通
■ 北上駅(15:36着/15:51発)
↓ 東北本線・普通
■ 一ノ関駅(16:32着)

【7:55発/9:16着】 新庄から奥羽本線でさらに北上、横手へ

それでは山形県の新庄駅から旅を再開していきます。昨日から北上を続けてきた奥羽本線をさらに北上を続けていきます。本日の最初の列車は奥羽本線の秋田行き普通列車。これで途中の横手まで行きます。奥羽本線は、新庄から山形寄りは山形新幹線が走る目立つ区間ではありますが、その先、横手を過ぎ、大曲までは普通列車のみが走るローカル色の強い区間となります。

新庄駅
新庄駅

また、それが影響して新庄駅は構造に特徴のある駅となっています。というのは新庄を起終点とする陸羽西線・陸羽東線はともかく、奥羽本線については新庄でも途中駅になるにもかかわらず、線路がホーム上で寸断されていることです。奥羽本線が発着するのは1~4番線ですが、山形方面から辿っていくとまず、1・2番線のホームが対向式であり、その先は車止め、さらにその向こうに3・4番線のホームが対向式であるという構造になっています(5番線のみ線路はつながるものの、陸羽東線用のホーム)。奥羽本線の新庄以南(山形方)には山形新幹線が走っているのですが、新幹線は在来線と異なるレール幅をもっています。山形新幹線の奥羽本線乗り入れにあたって、重複する区間に限って在来線の線路も新幹線にあわせたレール幅に変更されたため、新庄を境に奥羽本線のレール幅が変わっているのです。そのため、新庄を境に物理的に乗り入れられないようになっています。

新庄駅構内
新庄駅構内

そして、新庄駅構内には赤レンガ機関庫があり、1903(明治36)年の竣工です。新幹線開通などの影響で、当時からの景観の変遷は大きいかと思いますが、そんな中、竣工当時の光景を保っている貴重な建造物のひとつです。また、付近には機関車の転車台もあるそうです。

列車は新庄を出発。平日の朝ではありますが、新庄は秋田県との県境が近いので、乗客は両手で数えられる程度しかいません。列車はやはり東北地方主流の701系電車。座席はロングシートです。基本的にロングシートは好きでないのが正直ですが、ガラガラの時のロングシートは開放感があるのでこの時に限っては「ロングシートも悪くないな」という気持ちになります(都合が良いことですが)。

701系電車
701系電車

田園風景の中を通り、真室川駅へ。ここで、数人が下車し、この時点で乗客は2両編成あわせて片手で数えられるほどに。県境までは数駅経由しますが、徐々に景色が山めいてきます。山形県最後の駅は及位駅。これで「のぞき」と読みます。このように難読地名になったのはひとつのエピソードが関係しています。昔、山岳修験道が盛んだった頃、断崖から宙づりになりながら、崖の穴を覗き込む行がおり、その一人が高い位に及んだことが地名の由来になっています。つまり、「のぞきの行」で「高い位に及んだ」(=及位)ということです。とんでもない当て字のようにも思われますが、地名はこうした地元の歴史やエピソードなどを語る貴重な象徴であることがよくわかる例です。及位を出発すると、トンネルで雄勝峠を越えて、秋田県へと入り、院内駅へと至ります。

ガラガラの車内
ガラガラの車内
及位駅
及位駅

院内の次が横堀駅。ここには「小野小町の里」を示す旨の看板が駅に掲げられています。小野小町は平安時代の女流歌人で、世界三大美人の一人とされる人物。横堀駅の近くには「小野」という場所があり、そこが生誕地なのだとか。秋田県出身と聞いたことはありますが、「なるほどー、ここだったのか」という感じ。ただし、これは事実というよりは伝説で、生誕地として山形県の酒田、京都の山科、福島県越前市などが説として唱えられているので本当にここが生誕地かについては確証がないらしいです。まあ、わからないのであれば声をあげたものがちなんでしょうね。

この後は湯沢・十文字などを経由して、乗換駅である横手駅へと到着です。

横手駅ホーム
横手駅ホーム
横手駅
横手駅

【10:22-11:34】 蔵の町、横手市増田地区を散策

横手からは北上線へ乗り換えますが、接続には次の便でも1時間30分以上もあるので、秋田県内で2箇所目とはなりますが、横手観光を旅程にがっつり組むことにしました。まずは横手駅からバスで増田地区へ行きます。増田地区は「蔵の町」として有名な横手の観光地の一つです。特徴としては蔵単体というよりは家屋の中に蔵が内蔵されている「内蔵」(うちくら・うちぐら)が有名です。

増田の町並み
増田の町並み

横手駅東口からバスへ乗車して約30分、「増田蔵の駅」バス停で下車します。このバス停付近が増田地区の中心。伝統的な家屋が並んでおり、良い景観を生み出しています。また、近くでは「増田の朝市」というものが行われており、野菜や山菜などの品物が並ぶらしいです。毎月2・5・9がつく日に行われますが、訪問日は4月6日だったため、特に開催はなかったようです。

増田町朝市通り
増田町朝市通り

増田地区はかつて増田城があり、蔵のある保存地区は増田城の近くにあったことから、江戸時代から先述の朝市が地元の久保田藩公認で行われ、流通拠点となりました。その後、廃藩置県の影響で、久保田藩、ならびに増田城なき後、明治・大正期には増田銀行が創業を開始。これにより、商業地としてさらなる発展を遂げた歴史を持ちます。現在立ち並ぶ伝統的な家屋は明治・大正期にかけての商家の建物で、「国選定重要伝統的建造物群保存地区」に指定されています。先述の内蔵はこれを特徴づける建造物のひとつで、増田の家屋の中で見られます。

この内蔵は数箇所で公開されていますが、気軽に見られる場所のひとつが「蔵の駅」。元は「旧石平(いしへい)金物店」というお店で、この周辺の伝統家屋によくある店舗兼住宅の建物です。手前から順に店舗、座敷(恐らく事務所みたいなところ)、居間、水場(いまでいう台所)となっています。幅はそこまででもないですが、奥行きはかなり長くなっています。その長さはなんと90m。店舗から家屋の裏手までは一貫して土間の廊下があり、短距離走の練習ができそうです。

蔵の駅(旧・石平金物店)
蔵の駅(旧・石平金物店)

そして、肝心の内蔵は水場のさらに奥にあります。その名の通り、屋内に蔵があります。これは蔵本体に施された様々な装飾を雪から守るための工夫で、寒い雪国ならではの財産の守り方なのでしょう。実際に内蔵は主屋の屋根によってすっぽりと覆われています。内蔵は2階建てになっており、倉庫の機能というよりは実際の生活の場として使われており、これも増田の内蔵の大きな特徴のひとつです。旧石平金物店の内蔵ではその空間の使い方がサンプルとなっており、当時の生活の様子がわかりやすく展示されています。ちなみに、この蔵はJRの「大人の休日倶楽部」のポスターやCMで吉永小百合さんが撮影を行った場所。それだけ価値があるんですね。

内蔵
内蔵
JR東日本の「大人の休日倶楽部」のポスターのアングル
JR東日本の「大人の休日倶楽部」のポスターのアングル
内蔵の内部
内蔵の内部

もう一箇所、先述のバス停から徒歩3分のところにある「漆蔵資料館」にも足を運びます。こちらも、内蔵が見られます。漆蔵資料館の内蔵は漆がふんだんに使われているのが特徴です。外壁や開口部は漆喰塗りとなっており、内部の床や梁などに使われている木材には漆塗が施されています。ここも例外ではなく、蔵の中は生活空間となっており、漆塗の効果なのか、照明が部屋のあらゆるところに反射して輝いているようにみえました。

漆蔵資料館
漆蔵資料館
漆蔵資料館の内蔵
漆蔵資料館の内蔵
内蔵の側面
内蔵の側面
漆蔵資料館の内蔵の内部
漆蔵資料館の内蔵の内部

上記の「蔵の駅」、ならびに「漆蔵資料館」はいずれも入場無料です。ほかの内蔵では見学料が有料のところもありますが、時間があれば見比べてみるのも面白いかもしれません。今回は荷物の関係上、横手駅からアクセスしましたが、増田地区の実際の最寄りは十文字駅。そこからであれば8分のバス乗車でアクセスできます。十文字駅にコインロッカーはありませんが、「増田蔵の駅」バス停そばのコミュニティプラザでは100円のコインロッカーが設置されているので、そこで荷物を預けるのも一つの方法です。

【12:03/14:15】 横手市街地を散策

約1時間強、増田地区に滞在した後、再びバスで横手駅へ戻ってきました。ちょうどお昼時ということで、昼食タイムとします。

横手といえばやはり横手焼きそば。横手駅周辺にも、焼きそばを提供するお店が十数あり、選択肢が多いです。もちろん、予め調べるのもありですが、駅舎内にも焼きそば店マップがあり、場所と特徴などがわかるパネルがあるので、当日それをみて決めるのもよいでしょう。

今回はそのパネルを見て駅から徒歩6分のところにある「北海屋」さんに訪問することにしました。横手焼きそばは毎年四天王(近年はコロナ禍で中止)を選出しており、上位4店舗が推奨店となる仕組み。このお店は3回にわたり、四天王になった実績を持つお店とのことで、期待ができそうです。メニューを見る限り、ラーメンが主力のようで、その傍で横手焼きそばを提供しているようです。内装はまさに飾りっ気のない素朴なラーメン屋さんという感じ。平日の昼時ということもあり、地元の方で賑わっています。

北海屋
北海屋

焼きそばはシングル・ダブル・トリプル、また、通常の焼きそばのほかに肉玉・ホルモン・納豆など、トッピング入りの焼きそばもあるようです。今回はシンプルにトッピングなしのシングルを注文。味は想像通りの焼きそばで普通に美味しいです。何か目新しさや驚く要素は特にありませんが、努めて非日常的な各地の名物を食べ続けている折、このような日常食に近いものが食べられたこともあり、どこか安心する味わいでした。横手焼きそばは目玉焼きと福神漬が付いているのが大きな特徴で、個人的にはよくある紅しょうがよりもこちらの方が好きです。また、目玉焼きの黄身を混ぜ合わせて食べるとマイルドになり、リフレッシュになります。お値段はこれで600円。観光で湯水のように使ったお金のセーブにもなります。

横手焼きそば
横手焼きそば

続いて向かったのが「かまくら館」。横手のかまくらは有名ですが、季節不問でかまくらを体験できる施設があります。
かまくら館の建物は観光協会の一角を利用しているのか、やや官公庁のような雰囲気があります。

かまくら館
かまくら館

かまくら館の入場料はたったの100円。しかも、当日であれば、ほかに「後三年合戦金沢資料館」・「横手公園展望台」・「石坂洋次郎文学記念館」でも共通で使えます。これで利益出るのでしょうか。財政面で心配になるぐらい安いです。

かまくらの体験スペース、「かまくら室」は-10℃に保たれていますが、スペースの外から見学することも可能です。
まずはそこからかまくらを観察。かまくらの中には御座があり、七輪で焼かれている餅(レプリカ)と、奥にお札などの神具が置かれています。この神具は水神様への感謝をするためのもの。「かまくら」はかまくらの中で子供が来客をもてなす行事ですが、なぜ、神事と結びつくのかが不思議です。

かまくら室の内部(外部から撮影)
かまくら室の内部(外部から撮影)

その答えが館内のパネルにありました。これによると、横手の武家屋敷では雪で四方に壁をつくり、門松やしめ縄、俵などを積んで火をつけて燃やすという正月の行事が400年以上前からあり、これを「左義長」といいます。別名で「かまくら」とも呼ばれていたようです。一方で、町人が住む地区では井戸のそばで水神を奉る祠をおいて、水に恵まれることを祈る儀式を行っていました。いつしか、この2つの行事が合体し、さらにそこに子供が遊びがひとつにまとまり、現在の「かまくら」になったようです。「わかるようなわからないような」といったところが率直な感想ですが、「かまくら」には神の居場所を意味する「かみくら」が訛ってできたとされ、ある種、これがかまくらでのもてなしと神事が結びついた一つのきっかけであったような気がします。

それでは一通り見物したところで中へ。気温が低いこともあり当然ではありますが、かまくらの表面は完全にカチカチで気温が低い限りは崩れることは無さそうです。横手市では毎年2月15日・16日に行事があり、かまくらでは子供たちによって甘酒や餅が振る舞われるそう。
体験スペースではかまくらの中を含めて寒いですが、実際のかまくらの中は七輪の火などでもう少し暖かいのではないかと思います(動画では寒くてすぐ出ているように見えていますが、あれは半分演技で3分程度中で耐え抜きました。本当に。)。

予定ではこれで横手駅へ戻る予定でしたが、次の列車までまだ1時間程度時間が余っており、かまくら館で先述の共通券を手にしたことなので、もう一箇所、「横手公園展望台」に立ち寄ることに。横手公園展望台は駅から徒歩25分のところにあり、横手城の跡地になります。建物は横手城が復元されたものを利用しています。

横手城(横手公園展望台)
横手城(横手公園展望台)

館内は郷土資料館となっており、様々な展示がありましたが、そこまで時間はないので今回は展望台へ直行。横手の街並みを一望してきました。横手市は秋田県下第二の都市ですが、人口は8.1万人(2023年6月現在)ということもあるのか、比較的コンパクトな印象でした。展望台のある横手公園では近日さくら祭りが予定されており、その準備が行われていました。訪問時点でほぼ満開なので開催まで散らないと良いですね。

展望台からみた横手市街
展望台からみた横手市街

さて、この横手公園は駅から徒歩25分。少し遠い場所まで来てしまったなと。次の列車の時刻が差し迫ってきたので、見るものだけ見てそそくさと駅へ戻ることにしました。

【14:15発/15:36着】 車窓一面に錦秋湖が広がる北上線で北上へ

ギリギリではあるものの、駅へ到着して無事に北上線の列車へ乗車します。北上行きの普通列車で終点の北上まで乗り通します。北上線の見どころはなんといっても錦秋湖。車窓一面に湖の景色が広がります。

北上線を走るキハ110系気動車
北上線を走るキハ110系気動車(北上駅にて)

まずは横手駅を出発し、奥羽本線と分かれ、少しずつ山へ入っていきます。横手・相野々駅間には矢美津駅がありました。2022年3月に利用者僅少で廃止となってしまった駅です。車窓左手に駅がありましたが、電気設備のようなものがある以外は撤去されている様子でした。2016年には冬季休業をするようになっており、その時からそのような措置をとってもあまり地元にとってはダメージが出なかったということでしょうか、そういう意味ではそのときから廃止の前兆が出ていたのかもしれません。

矢美津駅跡
矢美津駅跡(横手・相野々駅間)

同様に、相野々・小松川駅間には平石駅がありましたが、こちらも矢美津駅と同じタイミングで廃止となりました。こちらも冬季休業を経ての廃止で、同じ経緯をたどっています。こちらは見逃してしまいましたが、車窓右側にホームがありました。

そして、小松川・黒沢間では沿線の黒沢川が何度も蛇行を繰り返すため、小規模ながらも十数秒おきに鉄橋が出現します。秋田県内最後の駅、黒沢駅では列車のすれ違いが行われますが、対向列車の遅れで約5分遅れて出発となりました。

黒沢駅を出ると岩手県へ入り、湯田地区に入ります。岩手県に入って最初の駅は「ゆだ高原駅」。「高原」の名が示すように、標高が上がっており、横手で桜を見ておきながら、こちらは残雪が多く見られます。まだ冬の世界に取り残されてしまっている感じ。その次は「ほっとゆだ駅」。ほっとゆだ駅はいわずと知れた駅に温泉がある駅です。浴場内に信号が設置されており、その色で次の列車までの残り時間がわかる仕組みになっています。予想していなかったのですが、ここで数十人の高校生が乗車。ここまでは比較的空いていた列車が一気に立ち客が出るほど混雑しました。

4月の雪景色(ゆだ高原・ほっとゆだ駅間)
4月の雪景色(ゆだ高原・ほっとゆだ駅間)
ほっとゆだ駅
ほっとゆだ駅

そして、ほっとゆだ駅を出たところがこの路線のハイライト、「錦秋湖」です。進行方向右側には一面に湖が広がります。このとき、残念ながら座席の空き状況の関係で、進行方向左側にいたため、反対側にその車窓が広がるという事態に。自分自身はその光景を目の当たりにしましたが、そこそこ乗客があったため、下手に動けず、撮影できなかったのが心残りです。とはいえ、左側にも湖が及んでいるのである程度車窓を楽しむことができます。

錦秋湖
錦秋湖(ゆだ錦秋湖・和賀仙人駅間)

錦秋湖を過ぎた時点で、すでに山を下り始めており、横川目駅付近からは北上盆地に入り、市街地に入ります。途中駅でもほかの高校の生徒さんと見られる方の乗車があり、多少の乗客の流動を伴いながら、北上方面へと至ります。東北本線や東北新幹線の高架へアプローチすると終点の北上駅へ到着です。この時点で、遅れは多少増幅し、8分遅れとなっていました。

田園風景(岩沢・横川目駅間)
田園風景(岩沢・横川目駅間)
北上駅ホーム
北上駅ホーム

【15:51発/16:32着】 帰宅ラッシュの始まった東北本線で一ノ関駅へ

北上からは東北本線で一ノ関駅へ向かいます。北上線からの接続は定刻ベースで15分。北上線が8分遅れたため、道中は接続列車に間に合うか若干ヒヤヒヤしましたが、問題なく接続でき一安心です。

東北本線のホームへ行くと高校生を中心に多くの乗客が列車を待っています。それに対して乗車する普通列車の一ノ関行きは2両編成。立ち客も多く、そこそこの混雑具合でした。ということもあり、あまり景色は楽しめませんでした。ただ、平泉周辺の桜が綺麗だったのはなんとなく印象に残っています。

701系電車
701系電車

約40分の乗車で終点の一ノ関へ到着。ここが本日の最終目的地です。

一ノ関駅ホーム
一ノ関駅ホーム
一ノ関駅
一ノ関駅

この後はホテルで一息つき、夕食としようとしましたが、目星をつけたところは貸切や閉店など全滅でした。そのため、諦めてコンビニにお世話になることにしました。外食ばかりなので、たまにはホテルの客室で食べる夕食も悪くないなと思った次第です(初めてのお店に一人で入るのは少なからず勇気がいるので)。そんな感じでゆるゆると過ごしながらも、自分の置かれた状況に気づかずに一日を終えるのでした。

それでは本日は旅程はこれにて終了です。
お疲れ様でした。

【YouTube】