【最長片道切符の旅#35】陰陽連絡のメインルートから外れた因美線・姫新線を巡る
最長片道切符の旅35日目。本日は2023年5月4日(木・祝)。鳥取県の鳥取駅から旅をスタートしていきます。
(最長片道切符の旅の概要はこちらからご覧ください)
【旅程: 最長片道切符の旅35日目(定刻ベース)】
■ 鳥取観光
● 鳥取駅前(バスターミナル) (8:25発)
↓ 日本交通・日ノ丸自動車(バス) ループ麒麟獅子
● 砂丘センター展望台 (8:41着)
・鳥取砂丘
・鳥取砂丘 砂の美術館
● 砂の美術館前 (10:11発)
↓ 日本交通・日ノ丸自動車(バス) 鳥取砂丘線
● 鳥取駅前(バスターミナル) (10:32着)
・昼食
■ 鳥取駅 (12:02発)
↓ 因美線 普通
■ 智頭駅 (12:48着/12:54発)
↓ 因美線 普通
■ 東津山駅 (13:58着/14:38発)
↓ 姫新線 普通
■ 佐用駅 (15:31着/16:21発)
↓ 姫新線 普通
■ 播磨新宮駅 (16:50着/17:06発)
↓ 姫新線 普通
■ 姫路駅 (17:37着)
本日は非効率なローカル線の旅で、本来であれば短絡ルートがありながらも、最長片道切符の旅、というよりはJRしか使えないことによる旅ならではのルート設定となります。つまり、青春18きっぷの旅をするときなど、十分現実味があるルートとなります。
【8:25-12:02】 まるで異世界、鳥取砂丘を散策する
まずは移動前に鳥取観光から始めていきます。行先はド定番の鳥取砂丘方面。鳥取駅からバスで出発していきます。ちょっとしたお役立ち情報ですが、鳥取砂丘方面に向かうバスは大きく2種類。一つが通常の路線バス、もう一つがループ麒麟獅子というバスです。前者の運賃は380円、後者は主要な観光地を回るバスですが、運賃は一律300円です(2023年5月現在)。というわけで、ループ麒麟獅子のバスの方がお勧めです。
ループ麒麟獅子を利用し約20分、「砂丘センター展望台」バス停で下車します。砂丘センター展望台バス停の近くには「見晴らしの丘」という砂丘観光における拠点の一つがあり、売店・食事処・展望台があります。まずは見晴らしの丘にある3Fの展望台から砂丘の景色を一望。当然、鳥取砂丘を一望することができ、実際に「砂丘」の名の通り、丘が形成されていることがわかります。一方で、一面の砂の光景が広がるわけではなく、意外と周囲に緑が多いこともわかります。
砂丘を一望した後は見晴らしの丘の近くにある鳥取砂丘観光リフトに乗っています。チケットは見晴らしの丘横の券売機で往復or片道のチケットを購入しますが、今回はあえての片道で行きます。個人的に行った道を引き返すのがあまり好きではないからです。というのは半分嘘(半分本当)でもう一つの理由がリフトの復路の途中に記念撮影のサービスがあるから。イメージとしてはジェットコースターの急な下り坂にあるカメラ撮影を平和にしたような感じで、リフト軌道の横にカメラがあり、そこからスピーカー越しに係の方から無邪気に「はい、ポーズ!」と声をかけられます。実は、鳥取砂丘は二回目で、陰キャな自分としてはこれが苦手で避けたいと思ったのが本音です。
リフトに乗車していると、途中で砂丘前の道路の真上を通過します。この日はGW後半の中日であり、朝から多くの観光客の車で渋滞が起こっています。その状況を若干の優越感を抱きながら、文字通り、高みの見物をしつつ、リフトを降ります。
砂丘へ到着。リフト降り場を出ると、広がるのはだだっ広い砂浜と奥側に聳える砂の山。奥側にも横にもひたすら砂場が広がっており、恐らく砂漠ってこんな感じなんだろうなと(行ったことはない)。とりあえず、奥の方へ歩いていくことに。砂の上を本格的に歩くのは大人になってからほとんどしておらず、童心に帰りつつも、靴にどんどん砂が入ってくる状況。しかも、卸し立ての靴。さらに、砂の粒は細かいので、靴下にも砂が入ってくる始末。完全に靴を間違えたと思ったところですが、来たからには歩くしかないという面持ちで歩きます。
しばらく砂を歩いていると、文字通り、オアシスにたどり着きます。基本的に砂は透水性はよいものの、この部分だけは透水性が悪い箇所があり、そこに地下水が溜まり、湧出をしているのだそう。ゴールデンウィークということもあり、ここで水遊びをする子供たちの姿が見られます。そして、オアシスの奥には鳥取砂丘の醍醐味といっても過言ではない箇所。高い丘がそびえています。これを「馬の背」といい、標高は47m。見る場所によってはかなり急になっており、壁がそびえいているような感覚です。来たからにはということで、比較的な緩やかなところから頂上へ登っていきます。しかし、登りにくい。というのも、下は砂だから。当然、そこに足をつけば足が下に埋まるので、なかなか上っていく感覚が得られないものです。それでも何とか足を前に進め、登頂。登頂すると眼下に日本海を見ることができ、仕事を終えた後に飲むビールのような達成感と多幸感を抱くことができます。さらに馬の背を下りていけば、さらに海に近づくこともできますが、また登るのも面倒なので、ここで引き返すことに。
足を砂だらけにしながら何とか行きとは異なる出入口へ到着。こちらにはビジターセンターや砂丘会館など、先ほどの見晴らしの丘とは別の砂丘の観光拠点が立地します。こちらには足を洗える水道もあるそうですが、そもそも替えの靴や靴下を持ってきていないので、最低限の”掃除”だけして次のスポットへ歩いていきます。
先ほどのリフトの下を通りつつ徒歩5分で次のスポット、「砂の美術館」へ到着です。砂の美術館は鳥取砂丘の砂で作った彫刻作品を展示する場所で、期間ごとに作品群のテーマが変わるのが特徴です。訪問当時は「エジプト展」というテーマになっており、文字通り、エジプトに海外旅行に行ったような気分が味わえます。
一部の屋外展示の作品を除き、大方の作品は屋内の展示となっており、そこにはアブシンベル神殿・ルクソール神殿・ツタンカーメン王の墓・クレオパトラ・バステトなどなど、世界史の教科書で見たような見てないような古代エジプトの世界が広がっていました。とても砂で作られているようには見えない立派さです。ただ日が日なので、コミケ会場かというほどの混雑具合でした(行ったことはないがイメージのところで)。
さて案の定、制作過程も大変なようで、まずは型枠に砂と水を入れて固める作業を作品の大きさに合わせて繰り返していき、型枠を外したのち、上から慎重に掘り進めていくようです。製作中に崩れることもあるようで、砂を相手にする苦労は半端ないものだと思われます。しかも、期間ごとにテーマが変わるため、その期間が終わると取り壊されるという運命も待っています。その儚さに思いを馳せつつ鑑賞するとより楽しめるのかもしれません。
バスの時間の関係で、後半が若干急ぎ足になったものの、すべて回り切り、バスで帰路へ。復路は「砂の美術館前」バス停から通常の路線バスで再度鳥取駅へ戻りました。
駅へ戻った時点で時刻は11時前。実は予定より30分早く駅へ戻ってきており、計画上では鳥取で昼食を食べない予定だったものの、時間ができたので、出発前に昼食を食べていくことに。前回書いたように、鳥取はカレーの街で、昨夜もカレーを食べていたものの、そのカレーが美味しく、自分の中で”カレー熱”が冷めていなかったので、今回もカレーにすることに。今回立ち寄ったのは「cafe 木の香り」さん(駅から徒歩5分)。
こちらの看板メニューはやくぜんカレー。かつやきのこ、じゃこのコロッケなど、鳥取産の食材を使った様々なトッピングを扱っており、今回は「やくぜん牛すじカレー」をチョイス。ごはんはサフランライス、カレーの色はやや濃いのが見た目の特徴で、とろけた牛すじとにんじんなどが入っています。昨夜食べたスパイシーなものとは異なり、優しく包み込んでくれるような味わい。刺激が少なく食べやすい一品でした。また、サラダが付いているのが健康的でした。
【12:02発/13:58着】特急街道とローカル線の二面性を持つ因美線で東津山駅へ
腹ごしらえも終わったところで、移動を開始。鳥取駅を出発していきます。最初に乗車するのは因美線の普通列車、智頭行き。車両はHOT3500形気動車。JRの車両ではなく、智頭駅から分岐する智頭急行の車両です。この列車はJR線内で完結するので、間合い運用で来ているのかもしれません。車内はクロスシートが中心となっているうえ、空いていて快適移動ができそうです。
列車は鳥取駅を出発すると、山陰本線から分岐。次の津ノ井駅を出発すると、早くも鳥取市街地は終わりを迎え、田園風景の中を走っていきます。次に市街地が見えてくると郡家駅へ到着。郡家駅からは若桜鉄道が分岐し、一部の列車は鳥取駅まで乗り入れを行います。その関係で、現在乗車中の智頭急行の車両に加え、因美線の鳥取方は様々な鉄道会社の車両が見られます。郡家駅を出発すると、再度、田園地帯を走行。国英(くにふさ)駅を出発すると、千代(せんだい)川が並走。最初は進行方向右側に見え、用瀬・因幡社駅間で橋梁を渡ると進行方向左側に見えてきます。用瀬駅では対向の特急スーパーはくと号(京都-倉吉駅間)が遅れた関係で、定刻から13分遅れで出発となりました。用瀬駅周辺の用瀬地区(鳥取市)は「流しびな」という伝統行事があり、旧暦の3月3日に男女一対の紙製の雛人形を千代川に流し、無病息災を祈ります。普段、特急列車は用瀬駅を通過しますが、この行事に合わせて特急列車が臨時停車することもあるらしいです。次の因幡社駅を出発すると、トンネルで山を越え、市街地へ入ると終点の智頭駅へ到着します。
結局、13分遅れで智頭駅へ到着。この時点で乗換列車の出発時刻は過ぎていましたが、しっかりと接続が取られ、一安心です。少し急いで乗換を行い、次の列車、普通列車の津山行きに乗車します。これで、因美線の続きを進んでいきます。車両はキハ120形気動車。JR西日本のローカル線で活躍する列車ですが、車内のほとんどがロングシートのため、旅に不向きなのが少し残念なポイントです。そのため、本音のところ、この車両に乗車することになると、「あ、これか…」と若干テンションが下がります。また、乗客がある程度多かったので、今回は立ちで移動となりました。
乗換が終わると、すぐに智頭駅を出発。これでも10分遅れとなりました。智頭駅からは智頭急行智頭線が出ているので、智頭駅から少しだけ並走。その後、分かれて因美線の単独区間へ入っていきます。因美線は同じ路線でも、智頭駅を境に路線の性質が変わってくるのが特徴で、鳥取方は山陽方面とを結ぶ特急列車(スーパーはくと号・スーパーいなば号)が行き交う一方、津山方はキハ120形気動車(一部の便を除く)だけが往来する、ローカル感の漂う路線となります。というのも、特急列車は智頭駅を出発すると、智頭急行線へ逸れるためです。智頭急行は第三セクターの路線ですが、特急街道となっていることから、それによる運賃収入が入る環境にあり、全国でも数少ない黒字路線として知られています。
車窓については那岐駅の先にある鳥取県・岡山県の県境付近まで田園風景が続きますが、山が迫っている地形が多く、線路脇に崖が多く存在します。そのような地形の場所を走る際、因美線に限らず、JR西日本が発動するのが「必殺徐行」。土砂災害の恐れがある区間を走るときは大抵25km/h制限となり、その度にゆっくりと走行していきます。那岐駅を過ぎるとトンネルで物見峠を通過、この時に岡山県へ進入します。和知駅付近からは田園風景に戻り、美作加茂駅までは物見川、美作加茂駅からは加茂川に沿って進んでいきます。美作滝尾駅付近までは例の必殺徐行も多くなりますが、ここまで来ると津山市の市街地が近く、ようやくスピードが上がってきます。それ以降は山が遠ざかり、津山方面へ向けてスピードを上げていきます。津山市街地へ入ると、姫新線と合流し、東津山駅へ到着します。こちらが今回の下車駅となります。この時点で列車は4分遅れまで回復。運転士さんの技量に脱帽させられました。
【14:38発/17:37着】乗換が多い姫新線で姫路駅へ
東津山駅へ到着。ここで姫新線へ乗換をします。しかし、約40分の待ちぼうけを喰らいます。近くには目ぼしい観光地があるわけでもないので、駅舎のベンチで時間を潰すことに…。と、当時はリサーチ不足だったのですが、東津山駅周辺はB’zのボーカル、稲葉さんの生家、「イナバ化粧品店」があることを後から知ることとなりました(津山市内の観光地となっている)。まあ、お店に行ったところで、ファンでもなければ、買うものもないのでやることもないのですが…。
ようやく時間となり、姫新線の列車が到着。普通列車の佐用行きに乗車していきます。車両は再び、キハ120形気動車。隣の津山駅が始発となっていることもあり、車内はそれなりに混み合っていました。ということで、再び立ちで乗車です。
東津山駅を出発すると、因美線から分岐。周囲は田舎といえば田舎なものの、因美線の智頭駅以南よりはだいぶ開けていることもあり、予想に反して徐行区間も少なく、意外と軽快に田園風景を走り抜けていきます。途中には勝間田駅(勝央町の中心駅)や林野駅(美作市の中心駅)といった市街地にある駅も存在し、ここで多少の乗客の流動を伴いながら進んでいきます。少し進んでいくと、美作江見駅へ到着。古い木造駅舎がよい味を出している駅です。美作江見駅はNHKのドラマ「バッテリー」や第一生命のCM撮影の舞台として選ばれるという実績もあるようです。次の美作土居駅も古い木造駅舎があり、こちらも見応えがあります。車窓としてはここまでは正直、変化に乏しかったものの、美作土居駅を境に一変。山間へ入り、万ノ峠(まんのうとうげ)をトンネルで通過。この時に兵庫県へ進入します。ここまで来ると、軽快に走っていた列車も速度が出ず、ところどころ必殺徐行を発動させながら山を越えていきます。兵庫県の最初の駅、上月(こうづき)駅より先は2010年に高速化工事が完了した区間を通っていきます。
ここまではローカル感のある姫新線だったものの、兵庫県の区間については力を入れて投資が行われています。これに一役買っているのが現・姫新線利用促進・活性化同盟会。兵庫県の沿線自治体から成る組織で、姫新線の利用者減少に危機感を覚えた同組織が、利用者向上を図り、高速化工事を実施。これにより、兵庫県内の区間における最高速度が85km/hから100km/hに上がり、所要時間も短縮されています。これが功を奏したのか、2015年度に目標だった利用者人数300万人に到達。少しずつ成果を出しているように見えます。一方で、この区間を含む線区である播磨新宮・上月駅間の輸送密度は957人/日。存廃議論の基準となる2,000を大きく下回っており、まだまだ課題がある感じが否めません。
さて、上月駅より先は佐用川に沿って進んでいると、別路線の線路が合流してきます。この線路は智頭急行智頭線の線路。智頭駅で分岐していった線路です。智頭急行線は智頭・佐用駅間を短絡するルートであり(路線自体は先の上郡駅まで繋がっている)、それが故に特急街道となっており、陰陽連絡線としての大きな役割を果たしています。智頭急行線の開通は1997年と比較的新しい路線で、それまでは姫新線や因美線の智頭駅以南も優等列車が走っていたものの、智頭急行線の開通により、いまではローカル線となっているという経緯があります(詳しくは動画にて)。今回のルートは智頭急行線が開通する前のメインルートを辿っているもので、その衰退を見ながらここまで来たということになります。
少しの間、智頭急行線と並走し、終点の佐用駅へ到着。引き続き、姫新線の続きの区間を進みますが、待ち時間は50分。この間に周囲を散歩することも考えたものの、立ちっぱなしだったので、調べ物をしながら時間を潰すことに。
ようやく時間が来て、次の列車、普通列車の播磨新宮行きに乗車していきます。車両はキハ127系気動車。姫新線高架化工事に伴って導入された車両で、車内は転換クロスシート。無事着席もでき、しばらくは快適に移動が出きそうです。佐用駅を出発すると、智頭急行線と分かれ、再び姫新線の単独区間を走行。この先は徐行区間もなく、田園風景を力強いエンジン音とともに走って行きます。しかし、快適な移動も束の間、約30分で終点の播磨新宮駅へ到着です。
播磨新宮駅からは普通列車の姫路行きに乗り換えます。接続時間は16分とそこまで接続が悪くないので、直通してくれればありがたいのになと思うところですが、仕方なく乗り換えていきます。播磨新宮駅で乗り換えが生じるのはよくあることで、一部の便を除き、ここで運行形態が途切れることが多く、運行形態がぶつ切りになっているのが特徴です。播磨新宮駅までは1両だった列車も、2両編成となり、出発する頃には高校生の方を中心に立ち客が多数生じていました。播磨新宮駅より姫路方については利用客が確保できており、公共交通としての機能が十分発揮できている様子でした。
播磨新宮駅より先は途中の本辰野駅まで揖保川に沿って走って行きます。揖保川といえば、そうめんの「揖保乃糸」を思い浮かべる方が多いはず。途中の東觜崎駅は揖保乃糸にまつわるスポットが多く、製麺工場のほか、揖保乃糸資料館やそうめん神社などといった観光スポットが立地しています。余部駅付近からは姫路市街に入り、山陽本線の線路と交わると、終点の姫路駅へ到着します。
【19:25-19:40】姫路名物の「まねきのえきそば」を喫食
最終目的地の姫路駅へ到着。本日は駅前の東横インで宿泊。シングルルームで9,400円というGW価格(通常では6,500~7,500円程度)。需要が増えると、価格が上がるという市場原理を痛感します。というわけで、夕食は節約モードで、姫路名物の「まねきのえきそば」を食べに行きます。
今回は駅近くのえきそばグランフェスタ店を利用。色々なトッピングがあるものの、GWによる人手が多い影響か、結構売切れている様子。そこで、数少ない、在庫のある天ぷらえきそばを注文。姫路のえきそばは少し独特で、和風だしの中に中華そばが入っているのが特徴です。一見、ミスマッチではあるものの、実際に食べてみると、意外とかつおだしと中太のストレート麺がマッチしていておいしいことがわかります。トッピングの天ぷらは始めからスープでふやけていました。個人的にはカリッとした天ぷらが好きなのですが、この駅そばに関しては逆にふやけた天ぷらの方が合うような気がしました。肝心なお値段は430円(2023年5月現在)とリーズナブル。GWのインフレで傷んだ財布の救いとなる一品でした。
それでは本日の旅程はこれにて終了です。お疲れ様でした。
【YouTube】